カキはじめました

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事務所の女の子「佐々木さん、お電話で〜す」
ワシ「うむ...もしもし」
電話の主「あ〜佐々木さん?北浦の亀寿司食堂です〜。カキはじまりましたので今日のお昼とかどう?」
ワシ「よかろう。さっそく伺いますぞ。」

予定の無い日は、男鹿なびを運営している有限会社ピー・エイチの事務所でぼ〜っとしているワシ・・・の昼時の一コマ。


で、早速クルマで男鹿市北浦にある亀寿司食堂を目指したワシ。
北浦漁港のすぐそばにあるんじゃが、相変わらず分かりにくい(失敬)
皆さんは北浦漁港を目指して、その辺の人に「亀寿司どこ?」とお訊ねになった方が早いかもしれん。まあ、ナビがあれば問題ない。

この北浦漁港というのは、男鹿随一のハタハタ水揚げ港でしてな。北前船全盛の頃は男鹿で最も賑わっていた地域であったんじゃろう。港を中心に町が形成されたためか坂道+入り組んだ小路で、初めての人にはちょっと迷路のような町並みなんじゃ。
しかもこの辺は一般的な男鹿の観光ルートから外れているため、ガイドブックやパンフレットを見ながらではあまり足を踏み入れないエリアとなっておる。

そんな亀寿司食堂は地元の人に愛されて数十年。店のすぐ裏手(店の窓から漁港が見える)の北浦漁港から毎日新鮮な魚介を仕入れて、お寿司などの料理を出している知られざる名店な訳じゃ。
近年はテレビや雑誌で取り上げられる機会も増え、結構有名になりつつありますがな。


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店のご主人によると、この6月からウニ・イワガキ・さざえ・あわびなどの素潜り漁が解禁になったので、お店の人気メニュー「おまかせ握り寿司つきコース(3,000円)」の内容が、上にぎり・岩ガキ・活きウニ・クロモ酢・味噌汁へチェンジしたとの事。
この内容は漁期間である6月〜8月末までの予定。
男鹿の夏の海の幸を味わえる豪華な内容となっておる。

プリップリの岩ガキは濃厚な味わい。
ウニはトゲがまだ動いているぞい。活きウニならではの新鮮で甘くとろけるような食感。
男鹿産クロモも、その辺で売っているモズクとは比べ物にならない風味と食感が楽しめますぞ。


以前にお邪魔した時はちょうど晩冬の折でな。お寿司と焼き魚やアンコウの椀物などのセットで、その時もかなり美味かったんじゃが、今回もやはり満足のいく内容。
皆も知られざる(?)男鹿の名店で、男鹿の夏の味を味わってみてはいかがじゃな?


万が一、荒天続きで漁に出られない場合、せっかく来てもお出しできない可能性もあるので、できれば電話で予約なり確認なりして頂ければ助かりますとの事でしたぞ。



大きい地図はこちら

亀寿司食堂

男鹿市北浦北浦字栄町4-3 TEL 0185-33-2049

■定休日/第2・4火曜日
■営業時間/11:30〜14:00・17:00〜22:00

男鹿半島の北側、北浦漁港そば。迷いやすいので地図でよく確認してくだされ。

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