桜見ながらお抹茶ってヤツに憧れてたのはワシだけ?
プチフレーズで2時間も居座ってしまったんじゃが、せっかく角館まで来たんじゃから、もうちょっと楽しもうと思いましてな。
いや、桜をじゃよ。
たしかにワシは花より団子派じゃが、可憐な桜の「風情」を楽しめるダンディーさを忘れてはおらんぞ。
という訳で(?)桧内川沿いに桜を鑑賞しながら歩いていたはずなのに、いつの間にか「くら吉」前の椅子に腰掛けておったワシって本当に・・・
こちらにはお菓子の販売コーナーだけでなく、お抹茶やぜんざいなどを楽しめる甘味茶房がありましてな。お花見歩きの一服を入れるのにブラリと立ち寄る事もできるんじゃよ。もちろんお花見シーズン以外もやっておりますぞ。
「お姉さんお抹茶をおひとつ頂けるかのう」
と・・・これでは、どんなにダンディーに振舞ってもタダの食いしん坊にしか見えんな(-_- )フッ
まあエエわい。
ところでコチラの「くら吉」は、生あんもろこしが有名でな。
厳選した小豆と和三盆糖の香りただよう風味、サラッと口の中で溶ける舌触りは完全手作りでしか出せないこだわりのお菓子なんじゃよ。生でない方のもろこしも「もろこしってこんなにサクッと軽い食感だったのね」と驚くほどの出来栄えじゃ。
そのもろこしをはじめ、桜ゼリーやさくらサブレなどいずれもこだわりのお菓子ばかりなので、お花見のお土産選びにはオススメのお店ですぞ。
桜を見ながら、お抹茶と和菓子を楽しむ。日本人に生まれて良かったと思える一瞬じゃ。
実はワシこういう場所でお茶を頂くの初めてでな。年甲斐もなくウキウキしてしまったんじゃよ。
というかこのシチュエーションに何か憧れるのはワシだけ?
ま、皆もワシのように角館の「食」を、もとい「桜」を楽しまれてみてはいかがじゃな?