見た目と味は反比例なのじゃ!
今週に入って、また冬将軍の再来じゃのう。
こんな寒い日は、体の芯から温まる鍋料理に心を惹かれるわい。
という事でじゃな。
昨日ワシは船川にある男鹿海鮮市場内の「海鮮屋」という食堂に鍋を求めて行ってきたんじゃ。
ここは、その名のとおり1階が市場になっておって地元の海産物・農産物が色々とそろっておるんじゃよ。
地元の人もよく通うこの店には「ナンジャコリャ?」という様な珍しいモノも入荷されとるんじゃよ。
この季節、鍋と言えばタラやアンコウが定番で、ココ海鮮市場にもズラッと品揃えされているぞい。
そんな中、見慣れない奇妙な魚を発見。
「ごんこ」という名の、グロテスク・・・もといユニークな見た目のこやつ。
一見フグとアンコウを混ぜた様な、奇妙じゃがどこか憎めない顔立ちにワシの心が揺らいでしもうた。
2階の海鮮屋でこの「ごんこ」の鍋定食が食べられるというので早速2階へ行きご注文。
味噌仕立ての鍋にはブツ切りのゴンコ。お刺身や小鉢もついて700円はお財布にやさしい値段じゃな。
ちなみにタラ鍋も700円。アンコウ鍋でも900円とお得なのでサラリーマンの方なんかに人気だそうじゃよ。
このゴンコというのは身がゼラチン質で覆われていて、プリプリとした食感が特徴じゃ。
ブツ切りのゴンコは骨付きなんじゃが、これはいわゆる軟骨というやつかの?丸ごと食べれるので骨が気にならんのじゃ。食べやすい上にコラーゲンたっぷりで女性にもオススメできる魚料理じゃよ。
冬にしか取れない魚らしいからぜひ近いウチに一度行ってみるとええぞ。
なまはげ柴灯祭りが夕方からじゃから、お昼にここ海鮮屋に寄ってみるというのはいかがじゃな?