ゴロ焼きはイカ焼きの常識を変える!?
この間紹介した「いちりき家」にウワサのイカ焼きを食べにやってきたんじゃが...
暑いのう!秋田は東北とはいえ連日30度を超す暑さじゃ。
夏バテにならんように気をつけんとな。皆も元気にしとるか?
ワシは真夏でも長袖じゃが余裕じゃよ!
さてと、それでは早速ウワサのイカ焼き「ゴロ焼き」なるモノについてご紹介しよう。
ゴロ焼きの「ゴロ」というのは、いわゆるイカのワタ(ミソ)の事なんだそうじゃ。イカ焼きというと大抵、開いて焼いてあったりするんじゃがココでは、目と口とイカスミを取り除いた丸ごとのイカを火にかけて焼くんじゃ。
焼いていくウチに中のゴロがブクブクと沸いてくるので、それをイカにまんべんなく塗りつけて、軽く焦げ目が付くくらいに、こんがりと炙ったら出来上がりなんじゃが、見ておると実に手間のかかる焼き方じゃの。
普通のイカ焼きの倍以上の時間がかかるぞ。まぁ、ゴロを塗って半生というのも、いただけんからのう。皆も注文する時は少し気長に待ってやってくれんかのう...
じゃが、このゴロ焼きは普通のイカ焼きとは全然違う濃厚でコクのある味なんじゃ。(味噌焼きというのとも全然別物じゃよ)
手間と時間に値する美味じゃよ。写真じゃと、まるで丸焦げみたいじゃが別に焦げて固くなってる訳じゃないぞ。表面はこんがり、中はプリプリで歯応えも抜群じゃよ。
なんというか...大人の味じゃ。ワシみたいな渋みのある大人には、このウマさがよく分かるぞ(^^ゞ
ちなみにいちりき家のゴロ焼きは、獲れるイカの大きさによって原料のイカの値段が変わるため、600~900円の時価というコトじゃった。普通のイカ焼きに比べればちょっと高いが、コレは食べる価値ありじゃと思うぞ。男鹿では多分ココでしかやってないはずじゃよ。